全国普通科高等学校長会が先月開かれ、そこである調査報告があった。
平成22年度の高校卒業者の就職状況は、20年のリーマンショックに加えて、
3月に起きた大震災が大きな影響をもたらしたことが明らかになった。
特に顕著だったのが「内定取り消し」。1昨年前の15県30件と比べ、
22年は福島を除いても24県332件と大幅に増加。その内再就職が決まったのは約半数。
また、卒業後、「自宅待機」になったのが973件もあったり、勤務条件の変更が95件もあった。
果たして、平成23年度はどのような結果となるのだろうか。
若者たちはいま、大きな波のうねりの中で必死に陸を目指し突き進んでいる。